日本アイ・ビー・エムは6月23日、Webサイトの品質向上とコンプライアンス対応を支援するクラウド・サービス「IBM Rational Policy Tester OnDemand」を6月24日より開始すると発表した。同サービスは、SaaS(Software as a Service)形式で提供する「パブリック・クラウド・サービス」となる。
同サービスは、Webサイトについて、プライバシー関連の問題点、アクセシビリティの対応状況、リンク切れのチェックなど、品質とコンプライアンスの対応状況を検査する。同時に、検査に関する各種設定、得られた検査結果に対しての解析・修正が必要となる部分の優先順位付けなどについて、同社の専門家から支援を受けられるサービスも提供される。
同社はクラウド形式のメリットとしてコスト削減を挙げており、典型的なモデルケース(1万ページ)で初期導入費を約40%、3年間の総コストを約25%削減できるという。
同サービスは日本語を含む8ヵ国語に対応しているため、海外展開している企業のWebサイト管理にも適している。
同サービスは3つのエディションがあり、各エディションの1,000ページまでの年間利用料は以下のとおり。3つのエディションを同時に契約した場合は23%割引の567万8,000円となる。
サービス名 | 1,000ページまでの年間利用料 |
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IBM Rational Policy Tester OnDemand Quality Edition(品質管理向け) | 246万円 |
IBM Rational Policy Tester OnDemand Privacy Edition(プライバシー管理向け) | 246万円 |
IBM Rational Policy Tester OnDemand Accessibility(アクセシビリティー管理向け) | 244万6,000円 |