クロスランゲージは、情報漏えいリスクも軽減する社内翻訳サーバーソフト「WEB-Transer V3」の販売を開始した。価格はオープン。

「WEB-Transer V3」は、社内情報漏えいのリスクなどから無料のWeb翻訳サービスの利用が制限されていたり、翻訳ソフトの各PCへのインストールが制限されている場合などにも役立つサーバーソフトとなる。

製品をインストールするとブラウザを介することで各クライアントPCに翻訳機能を提供できる。日本語と英語/中国語/韓国語/フランス語/ドイツ語/イタリア語/スペイン語/ポルトガル語の双方翻訳が可能で、外国語のWebサイトのレイアウトどおりの翻訳、メールなどの任意のテキストの翻訳、日本語で外国語のWebサイトを検索できる翻訳検索機能なども提供する。

新バージョンでは、企業や組織で規定した訳語をユーザー辞書に登録し、利用者で共有する翻訳メモリ機能を搭載。過去に翻訳者が翻訳した対訳を登録し、自動翻訳で完全な訳文を出力。翻訳の均質化を社内や組織内で図り、精度を向上させることも可能になる。

「WEB-Transer V3」画面(同社Webサイトより)