富士通は6月22日、「2009 富士通グループ 社会・環境報告書」を発行した。
同報告書は、富士通の社会的側面・環境的側面に関する考え方、取り組み、成果などをまとめたもの。会長/社長メッセージにはじまり、同社の理念「FUJITSU Way」の紹介、特集「富士通グループの"グリーンIT"」、コーポレート・ガバナンス/リスクマネジメント/コンプライアンスの解説、地球環境に向けた活動の詳細などが掲載されている。
特に、地球環境については多くの紙幅を割いており、「2007年12月に発表した、グリーンITの提供による顧客の環境負荷低減プロジェクト『Green Policy Innovation』で、2008年度までに累計約223万トンのCO2排出量削減を達成したこと」、「全社組織『ローカーボン委員会』を2008年9月に新たに設置し、地球温暖化対策を強化したこと」、「企業向けデスクトップパソコン『FMV-ESPRIMO』とPCサーバ『PRIMERGY』が、パソコンとPCサーバにおいて初めて『エコレールマーク商品』の認定を取得し、輸送におけるCO2排出量を2000年度比で約38%削減したこと」などが紹介されている。
同報告書はPDF形式で提供されており、こちらのWebサイトから無償でダウンロードできる。