「ポルノ頒布に荷担している」として18日に中国政府の関連組織によって非難の対象となったGoogleだが、それから1日を経たずして今度は海外のWebサイトを対象にした検索サービス停止を要請されたという話が出ている。同件を報じたのは米Wall Street Journal (オンライン版)の6月19日(現地時間)付けの記事で、中国のニュースサイトであるXinhua Newsが関係者の話として伝えている。

だが前回のポルノコンテンツでの対応と同様、検索停止対象となったのがすべての海外Webサイトなのか、あるいは特定のサイトなのか詳細は不明。またGoogle広報のJohn Pinette氏によれば「検索を止めろといういかなる要求も把握していない。現時点で海外のWebサイトは検索可能な状態となっている」という。