日立システムアンドサービスは、夏至の6月21日と七夕の7月7日の夜、20時から22時にかけて同社看板広告の照明の一斉消灯を実施する。環境省が推進する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に応じるもので、同社では対象日を時短推進の観点から休日出勤ゼロや定時退勤の推奨日とするという。
「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」は、環境省が2003年から実施している地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減取り組みのひとつ。1年で最も夜の短い夏至の時期にライトアップや家庭の灯りを消灯し、ひとりひとりが地球温暖化問題について考えてほしいという目的で実施されている。夏至の夜は「ブラックイルミネーション2009」、七夕の夜は「七夕ライトダウン」と題し、20時から22時までの2時間、電気をいっせいに消灯することを呼びかけている。
日立システムは今回のキャンペーンへの参加以外にも、環境省主導の「チーム・マイナス6%」にも参画しており、クールビス推進、昼休みや定時の空調断/消灯などを行うなど、全社員による省エネルギー活動を実施している。ライトダウン実施日は、JR品川イーストビル、日立大森ビルなどの同社オフィス内消灯も促進するという。