ユビキタスエンターテインメントは18日、iPhone/iPod touch向け手書きメモアプリ「ZeptoPad」を最新版の3.0にバージョンアップした。iPhone OS 3.0のP2P機能に対応し、Bluetooth通信でワークシートの共有が可能になった。
ZeptoPadは、ベクトルベースの図形描画とキーパッドからの文字入力を利用できる、自由度の高いメモアプリ。最新版では、OpenGLやQuartzなど、iPhoneの描画エンジンの中から最適なものを自動で選択して処理を行うことで、これまでよりも処理速度が高速化されたという。
操作面では、複数の図形や文字を簡単に線でつなげるコネクタ機能を追加。図形や文字の前面/背面の表示順の変更、グループ化/解除に対応した。また、複数のワークシートをまとめてフォルダに入れたり、順番を入れ替えるなど管理機能にも改良が加えられた。
新たに搭載されたスライドショーモードでは、最大3枚のディスプレイに異なるスライドを表示することが可能。同社では、メモだけでなく「プレゼンテーションにも活用できる多機能アプリに進化」したと説明していることもあり、アイディアひとつでクリエイションをワンランクアップすることができそうだ。
対応機種は、iPhone/iPhone 3G/iPhone 3G S/iPod touch/iPod touch2G。対応OSはiPhone OS 3.0以降。価格は2,300円/19.99ドルだが、従来版のユーザーは無料でバージョンアップが可能だ。