フィードパスは16日、10名までのユーザーでスケジュールを共有/管理することができる無償のグループカレンダーサービス『feedpath Calendar(フィードパス カレンダー)β版』の提供を開始した。
同社では「サイボウズ Office 8 for SaaS」などSaaS型のグループウェアを提供してきたが、より小規模のユーザーからスケジュール管理と施設予約機能のみを安価に利用したいという要望が多くあったことから同サービスの開発に至ったという。
ログインすると、個人の予定1週間分を時間割で閲覧できる「個人週表示」が表示される。「個人月表示」では1ヵ月分を表示。「グループ週表示」では、登録グループの予定を全て閲覧でき、重複した予定がひと目で分かるようになっている。
予定の登録では、通常の登録や繰り返し予定の登録などの他、会議などの予定に他の参加者を登録することも可能。CSVおよびiCalendar形式による予定のインポートにも対応。また、会議室などの設備を登録し使用予定を共有する機能も搭載している。
ユーザーの登録・変更・削除は管理者が行い、さらに「グループ」を作成し、所属するユーザーを登録できる。管理者の権限は複数のユーザーに設定することが可能だ。
今夏にはモバイル端末への対応を予定。APIも公開される。また、有償プランやOEMパートナーへのサービス展開を行い、今年末までに3万ユーザーの利用を目指すとしている。