7月4日よりパナソニック電工 汐留ミュージアムにおいて、モダニズムの建築家、坂倉準三に焦点を当てた「建築家 坂倉準三展:モダニズムを住む-人間、都市、空間」が開催される。
1929年にパリに渡航後、20世紀建築の巨匠ル・コルビジュエに師事し帰国後は日本の現代建築に大きな影響をおよぼした坂倉準三。モダニズムの精髄を継承しつつ、日本の伝統美と機能を融合させた作品を多く残している。
同展は、建築のみならず他の領域のクリエイターたちと関わりあいながら広義のデザイン活動を行った坂倉準三の住宅や家具への取り組み、デザイン分野での普及活動と国際交流活動を紹介。図面、写真、模型、映像など約220点の資料を通じて日本のモダン・デザインに果たした役割を伝えるほか、グッドデザイン運動への参画といった戦後デザインに関わる活動も紹介される。
なお、同展は9月6日まで神奈川県立近代美術館 鎌倉にて行われている共同企画展「建築家 坂倉準三展:モダニズムを生きる- 人間、都市、空間」の、第2部として位置づけられており、神奈川県立近代美術館の半券提示により優待料金で入場することが可能(一般・大高生のみ)。
その他、身近な素材を用いてもの作りの楽しさを体験するイベント「坂倉準三の椅子をつくろう」が8月8日に行われるほか、ギャラリートークや記念シンポジウムも予定されている。展覧会と関連イベントの詳細はこちらより。
会期 | 7月4日(土)から9月27日(日) |
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会場 | パナソニック電工 汐留ミュージアム |
開館 | 10時から18時(入館は17時半まで) |
休館日 | 毎週月曜日(7月20日、8月10日、9月21日は開館)、8月11日(火)から8月16日(日) |
入館料 | 一般:700円、大学・高校生:500円、中・小学生:300円 |
詳細 | こちら |