日本ビクターは、Adobe RGB対応により、デジタルフォトデータを忠実に再現する薄型液晶ディスプレイ「GD-42X1」を、2009年7月上旬から発売すると発表した。価格はオープンプライス。

薄型・高画質を実現した本体は、HDMIを3端子、アナログRGBを1端子を装備。また外部制御に対応するRS-232C端子も搭載する

GD-42X1は、薄型42.5mm、軽量12kgというレイアウトフリーな薄型ボディーに、sRGB空間のカバー率100%、Adobe RGB対応カバー率96%と、プロフェッショナルニーズに応える広色度域を実現した業務用液晶モニター。デジタルサイネージ用や監視用など、業務用仕様の6つの画質モードを搭載し、独自の高画質エンジン「GENESSAプレミアム」を装備する。また外部パソコンによるハードキャリブレーションへも対応するほか、52項目の「画質調節機能」も装備する。製品出荷時には、色相、色の濃さだけでなく、明るさのずれも最小限に抑えるため、1台ごとにガンマ調整を行うとのこと。

同時に、「GD-42X1」と外観デザイン・外形寸法が同様で、映画観賞用などの6つの画質モードを搭載する民生用モデル「LT-42WX70(XIVIEW)」も発売される予定だ。