日立製作所とマイクロソフトは、物理サーバと仮想マシンの混在する環境における運用管理分野で協業すると発表した。
具体的には、日立の統合システム運用管理 「JP1」と、マイクロソフトの「Microsoft System Center」の連携を進め、システム安定稼働とリソースの有効活用の実現を図るため、両社は技術情報の交換や共同の事前検証などを行う。
また、ITインフラを統合的に管理するための仮想マシンの作成・運用や、物理サーバと仮想マシンのリソースや稼働状況の監視、および監視結果を踏まえた仮想マシンの物理サーバへの適切な配備などの機能について、共同で仮想化システム運用管理製品「System Center Virtual Machine Manager」の技術を活用し、年内の製品化を目指すという。
そのほか、両社は、仮想化を含む統合運用管理ビジネスの展開に向け、共同開発する製品の販売体制の準備、共同セミナーなどの共同マーケティング施策に取り組んでいく。