日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は6月8日、10台前後のサーバを管理している中堅・中小企業の顧客がサーバを統合する際に適した「IBM System x3650 M2 Windows Server 2008 DataCenterバンドル・モデル」(「x3650 M2仮想化推奨モデル」)を発表した。
同モデルは、最大128GBのメモリを搭載可能なミッドレンジのx86サーバ「IBM System x3650 M2」に、1台のサーバの仮想OS上で無制限の仮想インスタンスを実行可能な「Windows Server 2008 Datacenter Edition」を搭載したもの。同モデルはIBM System x 仮想化検証センターで稼働検証済みの構成で提供される。
x3650は仮想インスタンス当たり8GBを割り当てる場合、約16個の仮想インスタンスを実行可能。これに加え、Windows Server 2008 Datacenter Editionは追加料金を払うことなく、1台のサーバで実行させる仮想インスタンスの数を無制限に増やせるため、同モデルでは、集約密度の高いサーバ統合を低コストで実現できる。
最小構成価格は142万8,000円(税込)で、出荷は6月22日より開始される。