ヤフーは5日、東京都の品川女子学院と連携し、品川女子学院中等部の3年生約200人に対して、インターネットビジネスを実体験する授業を開始すると発表した。授業は、2009年6月10日から2009年12月までの期間で7回行われる予定となっている。

品川女子学院では、インターネットに関する教育を積極的に行っており、同校の漆紫穂子校長が「Yahoo!あんしんねっと」や「Yahoo!きっず」の担当者と子供のインターネット教育に関する対談を行ったほか、インターネット教育に関する情報交換や研究活動を行っている。

今回ヤフーでは、インターネットビジネスにおいて、どのようにマーケティング活動を行っているかや、Eコマースのビジネスの現場はどのように動いているのかなどについて、品川女子学院の生徒たちに教えていく。

また、「Yahoo!オークション」において、世の中のトレンドやユーザーの嗜好などを捉えてまとめたコンテンツである「特集」を制作するという課題を通じて、インターネットビジネスにおけるプランニング手法や評価プロセス、プレゼンテーション手法などについても実体験する機会も提供する。

授業の様子は、授業開始の6月から終了予定の2009年12月までの間、「Yahoo! JAPAN広報からのお知らせ」「Yahoo!オークションスタッフブログ」「品川女子学院『校長日記』」で公開する。

全授業が終了するまでに、課題による選抜形式で代表のチームを決定し、最終的に代表のチームによって制作された「Yahoo!オークション」の特集記事を、実際にリリースする予となっている。

品川女子学院中等部の生徒たちが制作することになる「Yahoo!オークション」の「特集」の一例(『ご指名ブランド15番勝負』)