ヴイエムウェア、デスクトップ仮想化製品「VMware View 3.1」を出荷開始

ヴイエムウェアは6月4日、同社が提供するデスクトップ仮想化(Virtual Desktop Infrastructure: VDI)製品「VMware View 3.1」の日本語版の出荷を開始したことを発表した。

VMware Viewは、デスクトップ環境をサーバから提供するシンクライアント型のソリューション製品。クライアントにさまざまなデバイスを利用できる点が大きな特長で、サーバ上の仮想デスクトップ環境をローカルPCにダウンロードしてオフラインで利用する、といった使い方もできる。

新版では、「ユーザー操作性の向上」「管理機能の強化」「統合アクセス」の3つをテーマにさまざまな機能拡張を実施。マルチメディアリダイレクション(ローカルPCの機能を利用して動画を再生する機能)がWindows Vistaに対応したほか、ログオン性能の向上、データバックアップの簡略化、ログ表示の改善、対応USBデバイスの拡充などが行われている。

同日よりパートナー経由で販売が開始される。