ただのテキストから位置情報をまるごと解析 - Placemaker
米Yahoo!は5月20日(米国時間)、ジオパースWebサービスとして「Placemaker」(Beta)をリリースした。
PlacemakerはWebページやブログ、フィード、ニュースやステータスアップデートといった構造化されていないコンテンツからテキストデータを解析し、位置情報と関連する構造化されたメタデータを生成するWeb APIサービス。ユーザ・デベロッパはこのAPIを利用することで、簡単に位置情報と連携させたアプリケーションの開発やブログ記事を書くことができるようになる。Placemakerの概要・展望などについては、「【レポート】Where 2.0 - 次世代Webは"世界のつながり" - Yahoo!『Placemaker』提供の狙いは?」にて詳しくまとめられているので、併せて参照されたい。
本稿ではこのPlacemakerを利用するところから、実際にほかのWebサービスと連携して動作させる簡単なサンプルまでを紹介しよう。
Placemakerを利用するまでに必要な手順
Placemakerを利用するまでに必要な手順は次のとおり。
- オンラインドキュメントを読む
- Yahoo! DEVELOPER NETWORK経由でapplication IDを取得する (Yahoo!APIsの利用規約も忘れずに読んでおくこと)
- 特定のURIにコンテンツ情報をPOSTする
Placemakerの利用にはあらかじめ米Yahoo!のユーザ登録が必要となる。Yahoo! JapanのIDでは利用できないので注意してほしい。ユーザ登録後、application IDを取得したらいよいよ利用開始だ。