オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、NTT東日本との協業により、「奉行 on フレッツ」を6月末から提供すると発表した。
「奉行 on フレッツ」では、「奉行21Ver.5 with Terminal Service」と「フレッツ・VPN ワイド」を組み合わた「奉行 on フレッツVPN」と、「奉行21Ver.5(スタンドアロンシリーズ)」において、最新プログラムを「フレッツ光」を利用して受信する「奉行 on フレッツ光」を提供する。
OBCとNTT東日本は、中堅・中小法人向けにNGNを活用した安心・快適な基幹業務運用環境を提供することを目的として協業することで本日合意。「奉行 on フレッツ」の提供は、その第1弾となる。
「奉行21Ver.5 with Terminal Service」は、Windows Server 2008のTerminal Serviceに対応したバージョン。 「奉行 on フレッツVPN」により、「奉行21Ver.5 with Terminal Service」と「フレッツ・VPN ワイド」を組み合わせて利用することで、遠隔地におけるサービス運用のために従来必要としていた、専用ソフトや専用サーバが不要となるため、低コストで基幹業務の利用範囲を拡大することが可能となる。
奉行 on フレッツVPNの展開イメージ |
一方、「奉行 on フレッツ光」では、奉行シリーズに標準装備されている「奉行アップデートサービス」において、法改正に対する対応等の最新プログラムの更新や税制改正・サポート情報等の情報をフレッツ光を利用して受信する。
両社はこれまでOBCの「奉行シリーズ」と「フレッツ光」の接続検証を実施してきたが、検証結果に基づき、OBCが基幹業務のネットワーク環境として国内で初めて、「フレッツ光」および「フレッツVPN」を「奉行シリーズ」の推奨回線として認定。
そして両社は今後、主に中堅・中小法人のユーザーに対して、OBCの販売パートナー及び、NTT東日本の営業担当者等の販売チャネルを通じた販売を実施していくほか、中堅・中小法人向けの共同プロモーションや共同セミナーの開催など、協力して拡販を進めていくという。
なお今回、勘定奉行21Ver.5自体の機能変更はない。