MIPS Technologiesは6月1日(米国時間)、MIPSアーキテクチャによるAndroidプラットフォームのサポートと、それに向けたAndroid戦略を発表。MIPSアーキテクチャ向けに最適化されたAndroidのソースコードが60日以内に公開されることを明らかにした。
これにより、MIPSアーキテクチャユーザーは、Androidを製品に応用することが可能となり、COMPUTEX TAIPEIにて、RMIがHome Media Player(HMP)を、Sigma DesignsがBlu-Rayプレイヤー向けSoC「SM8642」の評価ボード上でAndroidが動作するデモンストレーションを公開する。なお、SM8642は、MIP32 74Kコアがベースとなっている。
加えて、同社は組み込み機器向けにAndroidプラットフォームの標準化および開発を推進している「Open Embedded Software Foundation (OESF)」へ加盟したことも明らかにした。同社では、OESFへの加盟により、他のメンバーとともに、STBやデジタルテレビ、HMP、ネットワーク機器などの組み込み製品へのAndroidプラットフォームの普及拡大を拡大していきたいとしている。