立体3Dイメージングシステムの販売などを行うレッドローバージャパンは、2台のカメラを同時に制御・モニターできる「実写3D立体撮影セット」の販売を開始した。
同製品は、2台のカメラを固定し同時制御するための手動式並行RIG「Docking Station SDC-M200」と、撮影時に立体視を確認するための8インチ3D立体モニター「View Finder SDM-080」のセット。同社によると「3Dで実写撮影し、映像を同時にモニターできるものとしては国内初」とのこと。
SDC-M200に汎用の業務用ビデオカメラ2台を装着することで、容易に3D立体撮影が可能となる。製品には、ズーム、フォーカス、録画など2台のカメラを同時制御する「Stereo Lanc Controller」が付属する。
SDM-080は撮影現場で立体視を確認できるモニター。2枚の液晶パネルの映像をハーフミラーで合成し、偏光メガネを使用して3D立体映像を確認することができる。これらの製品により、実写3D立体映像の撮影時間・費用を大幅に削減することが可能だとしている。
販売予想価格はSDC-M200が188万円、SDM-080が65万8,000円。同製品は6月10日からの'09画像センシング展に出展される。