マイクロソフト、広島大学、日本学生支援機構は6月1日、アクセシビリティリーダー育成協議会」を設立し、ITの利活用などにより修学・就労・生活環境のアクセシビリティ向上を推進する人材「アクセシビリティリーダー」の育成を全国の国公私立大学で展開していくと発表した。
新協議会は、アクセシビリティリーダー認定資格制度を全国の国公私立大学に普及し、アクセシビリティリーダーの育成を推進すること、および社会におけるアクセシビリティリーダーの地域や企業におけるインターンシップなど活躍の場を開拓し、人材活用の方策を協議することを目的とする。
また2014年3月までに300人のアクセシビリティリーダー認定者の育成と、20の国公私立大学におけるアクセシビリティリーダー育成プログラム実施を目標としている。
マイクロソフトは、自社技術を活用した障害者のIT活用についてのアドバイスやカリキュラム作成の支援や育成キャンプの企画と実施、協議会に賛同する企業への呼びかけを行う。広島大学は、カリキュラム作成、資格認定試験の実施、事務局業務を担当する。日本学生支援機構は、全国の国公私立大学の教職員に対する普及活動を担う。