日立製作所は27日、高信頼性と高可用性が特徴のエンタープライズサーバ「EP8000シリーズ」のエントリモデル「EP8000 550」、および「EP8000 520」において、最新プロセッサ搭載などの機能強化を行った。価格はそれぞれ1090万8450円から、464万5620円から。販売は5月29日、出荷は7月31日より開始される。
ラックマウント型のEP8000 550は、POWER6+プロセッサ(5.0GHz)を最大8wayまで搭載可能な中位クラスのエントリモデルで、POWER6プロセッサを搭載した従来モデルと比較すると最大約1.15倍のトランザクション処理性能向上を実現している。メモリ容量は最大256GB、PCIスロットはI/Oドロワーを接続することで最大51スロットまで増強できる。
ラックマウント/タワー型のEP8000 520は、POWER6+プロセッサ(4.7GHz)を最大4wayまで搭載可能な下位クラスのエントリモデルで、POWER6プロセッサを搭載した従来モデルと比較すると最大約1.26倍のトランザクション処理性能向上を実現している。メモリ容量は最大64GB、PCIスロットはI/Oドロワーを接続することで最大52スロットまで増強できる。