Yahoo! JAPAN Tech Blogのソースコードリーディング第2段がソースコードリーディング(killコマンド編)として掲載された。第2段となる今回はFreeBSDのkill(8)コマンドのソースコードを例にとって説明がおこなわれている。FreeBSDのkill(8)コマンドのソースコードは短くて簡潔。そのなかで引数の処理からシステムコールの実行までがまとまっており、最初の学習資料としては扱いやすい。
ソースコードリーディング(killコマンド編)ではソースコードを順次引用しながら、その部分の処理の流れや、どういった実行に対応するかが説明されている。後半ではbashに含まれているkill組み込みコマンドの処理をとりあげ紹介がおこなわれている。ブログの最後にはソースコードリーディングのシリーズ化を検討しているという記述がある。
Yahoo! JAPAN Tech Blogで取り上げられたひとつ前のソースコードリーディングはFreeBSDのls(1)コマンドを取り上げたものだった。実際に開発できるC言語の学習は、こうした実際に活用されているソースコードを読む方法が効果的。