各種ミドルウェアの開発・販売等を行うCRI・ミドルウェアは、家庭用・業務用などのゲーム開発者を対象にしたiPhone/iPod touchアプリ開発についての調査を行った。有効回答数は102名。それによると、iPhone/iPod touchの両方またはどちらかに興味がある人は全体の97%に上り、32%はすでに両方またはどちらかを所有していることがわかった。

iPhone/iPod touchへの興味

iPhoneアプリのソフトウェア開発経験について

全体の14%がすでに「iPhoneアプリの開発経験がある」と回答し、企業としても全体の34%がすでに開発済みまたは開発中である他、38%が将来的に開発を予定しているなど積極的な姿勢が伺える。開発ジャンルとしては、ゲームではパズル(56.9%)、アクション(52.0%)、音楽(42.2%)などが多く、見ているだけで楽しめる環境系や、手書き・傾き検知を活かしたゲームという回答も見られた。

iPhoneアプリ開発における魅力については、直感的な操作や加速度センサーなどのインタフェースに関する部分が多く、GPSや通信機能などがそれに続いた。ビジネス面では世界80ヵ国以上で販売できることや市場規模の大きさが等が魅力となっているようだ。逆に課題としては、Mac上で開発することや、情報が少ないなどの開発環境に関わる点が多く挙げられた。

iPhoneアプリ開発で魅力的に感じる点。開発面(左)とビジネス面(右)

調査結果は同社Webサイトからダウンロードが可能。