日本バーチャルリアリティ学会は、10月下旬に日本科学未来館にて開催する「第17回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2009)」の作品募集を開始する。作品募集期間は5月25日～6月28日。

同コンテストでは、学生の新しい発想を生かしたバーチャルリアリティ(VR)作品や、インタラクティブアート作品を募集する。審査は、書類や、プレゼンテーション、ビデオなど、様々な形式で行われ、最終審査は一般来場者による投票と学識経験者などによる審査となる。総合優勝者には「SIGGRAPH2010」への研修旅費として30万円が授与されるほか、SIGGRAPHや東京ビッグサイトで開催される産業用バーチャルリアリティ展など、国内外のVRイベントへの作品出展サポートが受けられる。

IVRCは、先端技術やアートの素養に優れた学生の作品が集まる場として国際的にも注目を集めるコンテスト。1993年より毎年開催されており、昨年度の東京予選大会では、2日間で3,200人余りを動員。幅広い年代の一般来場者も楽めることも、魅力のひとつとなっている。また、今年度も最先端のインタラクティブ技術を一般向けに実演・展示する「インタラクティブ東京2009(i-tokyo2009)」との併催が決定している。

過去のIVRC総合優勝作品

IVRC2008優勝作品

IVRC2007優勝作品

YOTARO
(C) Otamajyakushi

虫HOW?
(C) Tamagochan

第17回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト

募集期間 5月25日～6月28日
応募資格 「バーチャルリアリティ/インタラクティブ作品」を制作/実現できる能力・熱意をもつ学生を主体としたチームであること
募集作品 学生を中心としたグループが企画提案したバーチャルリアリティや、インタラクティブ技術を利用した未発表かつ、展示可能な作品
応募方法 詳細はこちら
今後のスケジュール ・作品応募締切
2009年6月28日
・プレゼンテーション審査
2009年7月25日
・ビデオ中間審査
2009年9月下旬
・決勝大会
2009年10月下旬