ハミングヘッズは5月20日、 情報漏洩対策ソフト「セキュリティプラットフォーム」に、USB接続のメディアからの情報漏洩を防止する新機能「USBの接続制限機能」、「USBの接続・切断履歴出力機能」を搭載し、出荷を開始したことを発表した。価格はオープン。

新機能では、インタフェースにUSBを用いたUSBメモリ・HDD・CD/DVD・FDD・MOに対して、「メーカー名」、「型式」、「個体番号」、「ユーザー名」、「マシン名」などを条件に接続を制限する。

接続が許可されたメディアについては接続・切断履歴を出力し、接続が制限された場合は禁止操作履歴を出力する。その際、「マシン名」、「ドライブ名」、「日時」、「操作名」、「ユーザー名」、「デバイスの種別」まで履歴として出力することができるため、情報がどの外部メディアから持ち出されたのか、もしくは持ち込まれたのかを特定することができる。

また同日、「セキュリティプラットフォーム」における新機能として、印刷物からの情報漏洩を防ぐ「プリントジョブ履歴出力機能」と「セキュア印刷オプション 印刷データJPEG出力機能」もリリースされた(出荷は5月22日)。

プリントジョブ履歴出力機能では、従来のマシン名」「ファイル名」「フォルダ名」「ユーザー名」「アプリケーション名」「日時」を出力する印刷履歴に加えて、「ドキュメント名」「プリンタ名」「印刷設定」「印刷ページ数」「管理番号」がプリントジョブ履歴として出力されるようになった。

セキュア印刷オプション 印刷データJPEG出力機能は、あらゆるプリンタから出力される印刷物の内容をJPEG形式の画像ファイルとして保存することを可能にする。