情報セキュリティサービス会社のソフテックは18日、企業がサーバで使用する主要なOS・ソフトウェアに関する今現在の危険性を警告するWebサイト『セキュリティホール危険度 警告センター』を公開した。

セキュリティホール危険度 警告センター

同サイトでは、主に企業が利用するOS・ソフトウェアの直近3カ月間の脆弱性件数を公開。また、セキュリティホールを攻撃するためのプログラムや手法である"攻撃コード"の件数、不正アクセスなどを受けた場合に情報漏洩/ 情報改ざん/ 業務妨害のいずれに相当する被害を受けるかの分類を表示する。さらに、各OS・ソフトウェアのセキュリティ状態が「晴れ」「曇り」「雨」マークで表示されるなど、直感的に簡単に危険度を把握できる点も特徴。そのほか、"CVSS2.0"と呼ばれる脆弱性の共通的指標を採用し、脆弱性の深刻度が0.0〜10.0までの数値で示され、同一の基準の下で定量的に比較ができる。

同サイトでは、主要なOS・アプリケーションのほか、460種類以上の製品に関するパッチ情報や推奨する対策方法などの内容も参照できる。ただし、利用には会員登録が必要となる。