三越は、文化財の保存活動支援のためのチャリティー企画「文化人・芸能人の多才な美術展」を、19日より日本橋三越本店の新館7階ギャラリーにて開催する。

同展は、文化の世界で先導的な役割を担っている文化人・芸能人が、「拡げよう文化の輪・芸術は世界を救う!」をテーマにして、絵画、書、陶芸などの作品を制作。90作家、200以上の作品を一堂に展示することによって、美術への関心や創作意欲を促すという目的のもと、開催される。

1999年から開催されてきた「芸能人の多才な美術展」は、福祉活動を支援するためのチャリティイベントとしてはじまったが、2006年からは、文化財保存活動支援のためのチャリティへと開催趣旨を変え展開。10周年をむかえた2008年には、「文化人・芸能人の多才な美術展」へと改称し、今に至っている。会場では、チャリティグッズが販売され、売り上げの一部がチャリティとして寄付されることになっている。

出品は、北野武、市川團十郎、所ジョージ、奥山佳恵、中川翔子、パパイヤ鈴木、山本陽子など。19日にはオープニングイベントも行われる予定。詳細はこちらより。

展示作品より、北野 武「無題」」

会期 5月19日(火)から24日(日)
会場 三越日本橋本店 新館7階ギャラリー
開館 10時から18時半(19時閉場)
入場料 一般・大学生・高校生700円(中学生以下無料)