OpenJDK |
Soylatteの開発者であるLandon Fuller氏が自身のブログにおいて、Mac OS X向けのOpenJDK 6を開発したことを伝えている。Java 6 Update 11に相当するバージョンだ。SoyLatte: Java 6 Port for Mac OS X 10.4 and 10.5 (Intel)においてバイナリパッケージが提供されているほか、MacPorts向けにopenjdk6のportを用意したという記述がある。
SoylatteはFreeBSD Javaの移植パッチをMac OS X向けに適用したもの。パッチはJRLのライセンスが適用されるためOpenJDKへのマージはできないが、同社からGPLへの適用許可を得てマージが実施されてきた。Mac OS Xへの移植はFreeBSD、NetBSD、OpenBSDへの移植を担当するグループの一環として取り組まれている。
OpenJDK6のportはFreeBSDのPorts Collectionにはすでに取り込まれている。今後リリースされるMacPortsにopenjdk6が取り込まれれば、Mac OS XにおけるJava最新版の導入がこれまでよりもかなり簡単になる。