ぷらっとホームは12日、手のひらサイズの小型Linuxサーバ「OpenBlockS 600」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格は5万9,800円。販売は即日開始され、出荷は9月に予定されている。
OpenBlockS 600は、CPUクロック600MHz、メインメモリ1GBと大幅な基本性能強化が行われたほか、より薄型の筐体サイズと周辺温度55度の環境下でも安定稼働できる耐熱性、半密閉構造による高い耐塵性を特徴としている。また、あらたに搭載されたパッケージ管理ツール「アプリケーションマネージャ」を利用すれば、GUI上で簡単に各種アプリケーションをネットワーク経由でインストールしたり、初期設定したりできる。
仕様は、CPUがAMCC PowerPC 405EX 600MHz(1次キャッシュ16KB)、メモリが1GB DDR2 SDRAM、Flash ROMが128MB(ユーザーエリア64MB)、ストレージがコンパクトフラッシュ(標準添付1GB)。インタフェースは1000Base-T×2、USB 2.0×3、RS-232C×2。本体サイズは81(W)×133(D)×28.8(H)mm、重量は約240g。プリインストールOSはSSD/Linuxだが、動作確認済みOSはDebian、Ubuntu、Fedora。NetBSDにも対応予定だ。