記録メディア製品などを各種製造・販売するイメーションは11日、バックアップデータを遠隔地に保管し、災害時などの非常時の事業継続に備える中小企業向けのサービス『バックアップデータ遠隔保管サービス』を発表した。6月1日より提供を開始する。

同サービスは、バックアップデータを東京・大阪・名古屋の各大都市圏から60キロ離れた保管センターに保存するサービス。データの輸送・保管には、データ記録メディア保管サービス会社として実績のある、ワンビシアーカイブズと共同で開発した堅牢な小型ケースを使用し、4桁ダイアル錠を2個装着するなど高いセキュリティを確保する。被災した場合にも、可能な限り短期間で業務を再開する体制を備えることで、企業は業務中断による信用低下や顧客の流失などを防ぐ。

プランは、3つのケースを月次/ 週次/ 日次で交換する3種類のサービスを用意。保管可能なメディアはCD/ DVDのほか、各種カートリッジテープ、フロッピーディスク、MOに対応。CD/ DVDの場合、1ケースで2枚まで収容可能だ。

利用料金は月額25,000円から。6月1日から首都圏でサービスを開始し、順次全国へ展開していく予定。