東京ミッドタウン・デザインハブは、6月5日より、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)が毎年発行するデザイン年鑑「GRAPHIC DESIGN IN JAPAN」2009年度版の発行を記念した企画展、「日本のグラフィックデザイン2009」を開催する。
JAGDAが発行するデザイン年鑑「GRAPHIC DESIGN IN JAPAN」は、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介する書籍として1981年に創刊され、プロとして活躍するJAGDA会員の、過去1年間の優れた仕事や作品を先行掲載するもの。
同展は、その発行を記念して行われる展覧会で、同書に掲載される作品のなかから300点を実物と映像で展示する。展示作品は、身近な雑貨から、書籍、パッケージ、シンボル、ロゴ、ポスター、広告、ウェブサイト、映像から空間デザインにいたるまでさまざま。日本におけるグラフィックデザインの現在を垣間見れる内容となっている。同展では2009年1月に急逝したグラフィックデザイナー、福田繁雄氏の足跡を辿る展示もあわせて行われる予定。
また、会期中には、松永真氏と柿木原政広氏、葛西薫氏と水野学氏、佐藤可士和氏と植原亮輔氏ら、グラフィックデザイナーやアートディレクターによるトークイベントも催される。トークイベントの詳細についてはこちら。
展示作品より
JAGDA賞:「Graphic acts of Japan:4」カレンダー/仲條正義 |
JAGDA賞:「PLEATS PLEASE LIMITED BOX」パッケージ/佐藤卓 |
JAGDA賞・新人賞:「6 sense」ポスター/色部義昭 |
福田繁雄氏の作品より
会期 | 6月5日(金)から7月20日(月/祝) |
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会場 | 東京ミッドタウン・デザインハブ |
入場料 | 無料 |
開場 | 11時~19時(会期中無休) |
詳細 | こちら |