NECとNECパーソナルプロダクツは、RFIDタグを埋め込んだ作業指示書や紙伝票(通称:かんばん)を再利用可能な電子シート化し、消去/印刷するリライタブルプリンタとともに販売すると発表した。
再利用可能な電子シート「リライタブルシート」は、リライタブルプリンタ「MultiCoder(マルチコーダー) 950シリーズ」で使用済みのシートのタグ情報とシート表面の印刷情報を書き換えることで再利用できる。再利用可能回数は最大500回。
リライタブルシートに内蔵されたRFIDダグには、HF帯のものと、UHF帯のものがあり、対応するプリンタも異なっている。また、RFIDダグを内蔵しないものもある。
「リライタブルシート」 |
一方リライタブルプリンタには、3種類の(RFIDタグなし、HF帯RFIDタグ対応、UHF帯RFIDタグ対応)の3種類があり、それぞれLAN対応と未対応の2機種があるため、合計6機種が販売される。
「MultiCoder(マルチコーダー) 950シリーズ」 |
すでに三菱重工業への納入が決まっているという。
価格はオープンで、出荷は6月から開始される。