米EMCは4月23日(現地時間)、2009年第1四半期決算を発表した。
発表によると、為替変動の影響を除いた現地通貨ベースの連結売上高は前年同期比5.7%減の31億5000万ドル。GAAPによる2009年第1四半期の純利益は1億9410万ドルで、希薄化後1株当り利益は10セント。Non-GAAP(非会計基準ベース)による純利益は3億2370万ドル、希薄化後1株当り利益は16セントだった。
売上高31億5000万ドルのうち、情報ストレージ、RSAセキュリティ、コンテンツ管理、アーカイブで構成される情報インフラストラクチャ事業の売上は27億ドル。また、同社が過半数の株式を保有するVMwareの売上は、前年同期比7.4%増の4億7040万ドルだった。
なお、EMCでは、2009年のIT関連の支出は2008年と比べ10%前後減少、2009年第2四半期のIT投資は2009年第1四半期から横ばいで推移し、2009年後半は前半よりも好調になると予想しているという。