ST-EricssonとNokiaは4月23日、HSPA(High-Speed Packet Access)リリース 7のモデム機能を統合したST-エリクソンのシングル・チップ「U8500」ベースの次世代スマートフォン向けリファレンス・プラットフォームをSymbian Foundationに提供することを発表した。
同チップは、ST-エリクソンのNomadikアプリケーション・プロセッサ・テクノロジーを基に、ARMのSMP(Symmetric Multiprocessing)型デュアルコアプロセッサ「ARM dual-Cortex A9 CPU」を集積化したもの。ハイエンドの3Dグラフィック・アクセラレータを搭載しており、フルHD、1080Pカムコーダ機能に対応し、次世代スマートフォンにおいてPCのようなWebブラウザ環境を提供するという。
最初のサンプルは、2009年第1四半期末までに出荷される予定。