コクヨは、優れた商品デザインを世界規模でユーザーから募集し、商品化をめざすコンペティション「コクヨデザインアワード2009」のエントリー受付を開始した。エントリー期間は6月10日まで。

同コンテストは、使う人ならではの優れた商品デザインを、広くユーザーから集めて商品化をめざすコンペティションで、今年で8回目。2007年の受賞作品である「紙キレ」、「Beetle Tip(ビートルティップ)」、「Tidbit(チビット)」も実際の商品として発売されている。

今回は「よりどころ」をテーマに、仕事で使うファニチャーや、学校や家庭で使うステーショナリーを募集。審査員はグッドデザイン賞金賞などを受賞している興業デザイナーの山中俊治をはじめ、インダストリアルデザイナーの柴田文江、アートディレクターの水野学、コクヨの代表取締役社長・黒田章裕らが務める。結果発表は10月下旬を予定しており、受賞者には賞金としてグランプリ200万円、優秀賞50万円、特別賞10万円がそれぞれ授与される。前回の優秀作品は以下の通り(グランプリ該当作品はなし)。

コクヨデザインアワード2008優秀作品

おれせん
作者:FREQUENCE(大杉和美・廣田茂雄・福田龍・森田直)

ガームテープ
作者:三人一組(相原和弘・吉田智哉・齋藤美帆)

Magic Carbon
作者:セ・シュン

Red animal arayon
作者:南政宏

コクヨデザインアワード2009

エントリー期間 6月10日まで
応募作品 ・仕事で使うファニチャー
・学校や家庭で使うステーショナリー
応募資格 ・企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は一切問わない(国内外未発表のもののみ)
審査基準 1.テーマとの適合性
2.商品化の可能性
3.デザイン力
応募方法 詳細はこちら