ウィングアーク テクノロジーズ マーケティング部 部長 谷口功氏 |
ウィングアーク テクノロジーズは4月20日、同社が提供する帳票基盤製品群「Super Visual Formade」(以下、SVF)の新製品、ならびに新ソリューションコンセプト「Output Performance Management」(以下、OPM)を発表した。
今回発表された新製品は、「SVF for PDF SOA Edition」と「RDE eXtend Archiver」の2つ。
これらのうち、SVF for PDF SOA Editionは、同社が提供するPDF出力エンジン「SVF for PDF」にSOAP/WSDLといったWeb Services向けインタフェースを実装したもの。日本IBMと共同で開発しており、IBM WebSphere Application Serverと連携してESBベースのSOAサービスとして機能する。価格はライセンスと構築サービスを合わせて500万円(税別)~。本日より同社のパートナーを通じて販売される。
一方、RDE eXtend Archiverは、SVFにより一時保存していた帳票データを長期保存するための製品。テープバックアップ等で保存されたデータとは異なり、検索や再印刷が可能。アクセス権限を設定したり、操作ログを取得したりすることもできる。こちらは2009年6~7月ごろにリリースされる予定。
また、これらの新製品に併せて発表された新ソリューションコンセプトOPMは、「企業のOUTPUTに着眼し、コスト削減と業務現場の生産力向上を図り、競争力の強化を目指す」というもの。具体的には、同社の帳票製品群を活用しながら以下の3ステップのソリューションを提供する。
- Output Assessment: バリュー・エンジニアリング手法によるコスト削減提案
- Output Optimize: システム最適化提案
- Value Maximize: 効果検証と効果の最大化
同コンセプトは、今後、CEOやCIO、SIer、コンサルティング会社を対象に幅広く訴求していく考え。
なお、同社は、今年度のSVF関連製品を以下のようなスケジュールでリリースしていくことも発表している。