Google Chrome、新タブページのサムネールに表示させない設定登場

Google Chromeのサムネール出力に頭を悩ませていたのなら、Chrome 2.0.174.0で取り込まれた機能は朗報といえるかもしれない。Google Chromeでは新規タブを開いた場合によく訪れるサイトのサムネール一覧が表示される仕組みになっている。同様の仕組みはOperaにもあり、迅速にいつも訪れているサイトに飛ぶには便利だ。

しかしこの機能には困る一面もある。よく訪れるものの、サムネールからジャンプする必要のないサイトまで表示されるため煩雑なケースではとても煩雑になる。また、たとえば会社であまり業務とは関係のないサイトをよく見に行っているとすれば、新規タブページにそうしたサイトのサムネール画像が表示されるのは困りもの、というわけだ。

開発版であるGoogle Chrome 2.0.174.0ではサムネールに表示させたくないサイトを選択できるようになった。一度選択されたサイトは明示的に解除しないかぎりサムネールには表示されなくなる。同機能は開発段階にあり、今後も同じ機能が実装されたままになるとは限らないが、選択できるようになったことはエキスパートユーザには嬉しいだろう。