Adobe Systemsが2008年6月に公開したWebサービス「Acrobat.com」をデスクトップ上で利用できるようにするのが、AIRアプリケーション版『Acrobat.com for My Desktop』です。ドキュメントの作成(Buzzword)、PDFファイルの作成、ファイル共有が可能なオンラインストレージ機能(5GB)、Web会議機能作成など、さまざまなツールがひとつになったオンラインサービスです。ビジネスシーンにおけるチームの情報共有や顧客先との連携作業を効率化させるために作られており、主に経営会議やプロジェクトの設計段階向けのツールと言えるでしょう。

「Acrobat.com for My Desktop」のメイン画面。左から、Buzzword/ Web会議/ PDF作成/ ファイル共有/ オンラインストレージとなる

PDF作成の例。ファイルを読み込んでボタンを押すだけ

「Buzzword」と「Web会議」を選択すると、Webブラウザが起動される(Buzzwordは日本語入力に未対応)

PDF作成やファイル共有、オンラインストレージなど、便利な機能がそろったオンラインサービスです。ワープロ機能を提供するAdobe Buzzwordは現在英語版のみで日本語を入力することはできませんが、本サービスはオンラインドキュメント管理ツールとしてはかなり使えます。ぜひアカウントを取得して使ってみてください。

(森 哲/ヘッドウォータース)

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