NTTソフトウェアとテラスカイは、オービックビジネスコンサルタント(OBC)と共同で、セールスフォースが提供するSaaS型CRMである「Salesforce CRM」と、自社内の奉行シリーズのデータをを連携させることができるサービス「SkyOnDemand for 奉行」を4月16日より開始すると発表した。このサービスは、OBCの販売網を通じて全国で提供される。

「Salesforce CRM」とOBCの「奉行シリーズ」との連携については、昨年の10月、テラスカイが開発したSaaS型システム連携「SkyOnDemand」を用いたサービスとしてすでに発表されている。ただ、こちらは汎用的なサービスのため設定の依頼が必要など、ユーザーにとってやや敷居の高いものになっていた。

今回発表された「SkyOnDemand for 奉行」は、「SkyOnDemand」を奉行シリーズ向けにカスタマイズしたもの。GUIを変更するなど操作性を改善しているほか、ユーザー自身の手でブラウザで設定が可能なため、申し込んだその日から利用することができるという。

「SkyOnDemand for 奉行」の画面イメージ

また、「得意先情報の登録]「商品マスタの活用」「受注/売上データの連携」「仕訳データの反映」など、12項目のデータ連携テンプレートを標準装備するなど、使い勝手が向上している。

販売価格(税抜)は、初期料金が60万円から、月額利用料金が5万円からとなっている。