発表を行った日本オラクル アライアンス統括本部 パートナービジネス推進本部 ソリューションビジネス推進部長の遠藤哲氏

日本オラクルは4月16日、SaaS型アプリケーションサービス基盤「Oracle SaaS Platform」のパートナー向けサービスの内容を発表した。

Oracle SaaS Platformは、アプリケーションの開発・実行・管理を効率化するSaaS事業者向けソリューション。同社製品群の「Oracle Database」「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle VM」を統合するかたちでSaaS向けの機能をそろえており、利用者は必要な製品を組み合わせて自社のアプリケーションを開発することができる。

Oracle SaaS Platformの主な機能・製品は以下のとおり。

Oracle SaaS Platformの主な機能

日本オラクルでは協業パートナーを、ISV(Independent Software Vendor)をはじめとするコンテンツ/ソリューション・パートナーと、データセンターやASPなどのサービス/プラットフォーム・パートナーの2種類に分け、それぞれに対して以下のようなサービスを提供していく。

コンテンツ/ソリューション・パートナー向け SaaS関連のオラクル技術情報提供
コンテンツ・パートナーとソリューション・パートナーの協業提案
サービス/プラットフォーム・パートナーとの協業提案
On Oracle(オラクル製品を使用したパッケージプログラム)を中核にした、「Oracle SaaS Platform」への適用支援
日本オラクルに開設した「SaaS Competence Center」の無償提供による各種検証作業支援
共同プロモーション
サービス/プラットフォーム・パートナー向け SaaS関連のオラクル技術情報提供
サービス/プラットフォーム・パートナー間の協業提案
SaaSに適合したコンテンツ/ソリューションの紹介
日本オラクルに開設した「SaaS Competence Center」の無償提供による各種検証作業支援
共同プロモーション

日本オラクルでは、パートナーが享受できるメリットとして次のようなものを挙げている。

パートナーのメリット

現段階で発表されているパートーナーは以下の15社になる。

コンテンツ/ソリューション・パートナー インフォファーム
ウイングアーク テクノロジーズ
エーエスピーコム
ソフトブレーン
ディサークル
BSNアイネット
サービス/プラットフォーム・パートナー向け NECネクサソリューションズ
F5ネットワークスジャパン
きっとエイエスピー
CSKシステムズ
新日鉄ソリューションズ
TIS
日本電気
日本ユニシス
富士通