米国内でISPサービスを展開するIIJ America Inc.は13日、ホスティングサービス「Point Red」を新たに開始することを発表した。IIJグループの日米間広域帯バックボーンを基盤に、ネットワークおよびサーバの構築・運用ノウハウを活かしたサービスを提供する。

IIJグループは、日米間で独自の広域帯バックボーンを運用しており、Point Redではこれに高性能なサーバを組み合わせたホスティングプランを提供。サービス面では同社の専門エンジニアが24時間365日体制で監視を行う。

利用料金は、共用サーバ(ディスク容量1GB)で月額費用25ドル~。仮想専用サーバは、ネットワーク/ストレージ/電源その他の機器まで冗長化した構成で構築。メモリは他ユーザとの奪い合いでなく専用で512~2048MBの3プラン用意され、月額費用49.95ドル~。オプションで同社が主体となって管理を行う「マネージドサービス」が用意されている。専用サーバでは標準でHDD 146BG×2(RAID-1)、メモリ2GB、帯域占有1Mbps込みとなっており、RAID構成の変更や占有帯域の追加も可能。月額費用499ドル~となっている。

ディスク容量 初期費用 月額費用
共用サーバサービス 1GB $50 $25
仮想専用サーバサービス スタンダード 20GB $50 $49.95~
スーパー 30GB $50 $73.95~
マックス 40GB $50 $145.95~
専用サーバサービス 146GB×2 $420 $449~