地域情報動画サイト「街ログ(まちログ)」(β版)を提供するソネット・カドカワ・リンクは9日、Googleが運営する地図サービス「Googleマップ」に動画の提供を開始したと発表した。提供する動画は全てYouTubeサーバから配信。GoogleマップからYouTubeへのリンク先では、HD・高画質の拡大画面で視聴することが可能となっている。
ソネット・カドカワ・リンクは、ソネットエンタテインメント、角川モバイル、電通サーチ&リンクの3社が2007年6月に設立。地域情報をはじめとした多様なジャンルの情報を映像化し、さまざまなネット対応機器を介して、利用者の嗜好に合った情報サービスを提供することを目的にしている。
同社が提供する「街ログ(まちログ)」(β版)は、全国各地の街の情報を動画や写真で巡ることができる地域情報動画サイト。動画は、東京ウォーカーを初めとした地域ウォーカーの取材網とノウハウを活かして取材・撮影。
「グルメ・ショッピングからレジャー・観光スポットまで、東京都内の多種多彩な動画1,000本を中心に、全国3,000本以上の自社制作による地域情報動画を配信している」(ソネット・カドカワ・リンク)。
今回、同社はGoogleと提携、9日から「Googleマップ」への動画の提供を開始した。
街ログの動画を見るには、Googleマップの検索窓にスポット名を入力して検索。検索結果から希望するスポットのサムネイル画像をクリックすると、クリックしたスポットの「写真と動画」タブが開かれ、この中でスポット動画を視聴することができる。
さらにこの動画部分をクリックすると、YouTube上のHD拡大画面で視聴できるようになっている。
ソネット・カドカワ・リンクでは、「検索対象となる動画の提供本数を拡大させていくことで、利用者の利便性向上に貢献したい」としている。