米Googleは4月6日 (現地時間)、マップにローカル検索結果を反映させる作業の完了を報告すると共に、ユーザーの位置情報に基づいた検索サービス強化を明らかにした。モバイル検索で同社はGPSや基地局、Wi-Fi信号などの情報から割り出されたユーザーの位置をベースに検索結果をカスタマイズし、モバイル環境におけるユーザーの検索の手間を省いている。同様の検索支援機能が通常の検索にも組み込まれることになる。
例えば、これまでWeb検索でローカル検索結果を表示させるには、[restaurants in san francisco]や[dentist in new york]のように、検索クエリに場所を組み合わせる必要があった。ローカル機能が強化されたWeb検索サービスでは、ユーザーの居場所周辺については特に場所を指定しなくても結果にローカル検索結果のマップが表示される。前述の検索では[restaurants]、[dentist]と入力するだけで十分だ。
ユーザーのロケーションは多くの場合、IPアドレスから大まかな場所が特定される。場所の変更は、場所を指定して検索するか、ローカル検索結果が表示されたマップの右上にある「Change location」から行う。