NTTアイティは4月7日、個人専用のUSBキーにより社内の自席のPCに外部からリモートアクセスできるテレワークシステムの同社製品「マジックコネクト」において、USBキーを用いずに接続認証が可能なオプション製品「端末認証型マジックコネクト」の販売を開始した。
同システムは、リモートアクセスの認証用に、管理サーバに使用するPCや通信カードなどのハードウェアの固有情報を暗号化して登録。また、クライアントには証明書を保存しておくことにより、USBキーを用いずに端末ごとの認証が可能となる。そのため、日ごろはリモートアクセスが認められていない社員にも、新型インフルエンザなど感染症や伝染病が流行したパンデデミック時には、緊急に全社員が自宅からテレワークで業務を遂行できるようになる。また、同製品の保守契約を締結している企業には、厚生労働省による新型インフルエンザのパンデミックフェーズの警戒レベルが5B、6Bになった場合に全社員数分の期間限定アカウントが無償で提供される。
同製品は単体では販売されず、同社のシステム製品、または提携企業のパートナー製品のオプションとして提供される。