LotusLive EngageのWebサイト

米IBMは4月1日(現地時間)、3月19日に開催された「O'Reilly Web 2.0カンファレンス」で、企業にソーシャル・ネットワーキングとコラボレーション機能を統合して提供するクラウド・サービス「LotusLive Engage」を発表したとことを明らかにした。同サービスは4月7日より販売が開始される予定。

同サービスは、LotusLiveオンライン・サービス「Click to Cloud」と、企業が既に所有しているLotus製品とのシームレスな統合を実現する。Click to Cloudは、ファイアウォールを越えてLotus製品をクラウドへ簡単に繋ぐことができる。

同サービスは、企業を単位としてユーザーを管理し、各ユーザーのプロフィールやコンタクト先管理、オンライン会議、ファイル共有、インスタント・メッセージング、小規模プロジェクト管理などの機能を提供する。

ベータサービスの個人のプロフィール画面「My Daschbord」(左)とファイル共有の画面(右)

同サービスの提供形態は、ビジネスでの利用を想定し、アドバタイジング・モデル(広告モデル)ではなく、サブスクリプション・モデル(課金モデル)が採用されている。価格は未定。