Intelは3月30日(現地時間)、エンタープライズ向けプロセッサとして、「Intel Xeon プロセッサ 5500番台」14製品ならびに「Intel Xeon プロセッサ 3500番台」3製品を発表した。
5500番台は、開発コードネーム「Nehalem-EP」と呼ばれていたもので、Nehalem世代のアーキテクチャを採用している。デュアルプロセッサに対応、動作周波数は最大3.20GHz、最下位モデルの「E5502」以外はすべてクアッドコアとなっている。
同社の45nmプロセスで製造され、状況に応じてプロセッサの動作周波数を変化させる「Turbo Boost Technology」や、「Hyper-Threading Technology」、仮想化技術である「Intel Virtualization Technology(VT)」などが導入されている。
また、5500番第14製品の内2製品は、組み込み市場、特に通信市場向けに最適化した「Intel Xeon プロセッサ L5518」「同L5508」となっている。2製品は、組み込み分野向けに、7年の延長ライフサイクル・サポートに対応している。
一方の3500番台は、シングルプロセッサ版で、アーキテクチャなどに関しては5500番台と同様のものとなっている。