3月26日より写真・映像関連の展示会「フォト イメージング エキスポ 2009」(PIE2009)が東京ビッグサイトにて行われている。アジア最大級の規模を誇る写真関連の総合展示会は『「撮る」「見る」「そしてつながる」フォトイメージングは新たな領域へ』をテーマに136の出展社が新製品の披露、体感コーナー、各種セミナーなどが設けられており、写真や映像の最新情報を知るには最適なイベント。大々的にブースを構える企業の新製品も気になるところだが、ここではクリエイションや制作のプロセスという視点から簡単に見所を紹介してみたい。
モニタ、カラーマネージメント系のブースより
先ずは、モニタ類。EIZOのブースでは多くのフォトグラファーに選ばれているAdobeRGB対応モニタ「ColorEdge」を用いて、カラーマネージメント初心者に対してポイント解説などを行っていた。アンケートに答えると抽選でColorEdgeをプレゼント、といったキャンペーンも。三菱電機は、同じくAdobe RGB対応したモニタ「RDT262WH」を展示。付属されるカラマネソフト、簡単な操作で一般ユーザー向けの「EASYCOLOR!2」やプロも使用できる「EASYCOLOR! EXPART」のデモが行われ来場者も試用可能。その他、x-riteのブースでは、容易にキャリブレーションを行えるカラーマネージメントソフト「colormunki」とデジタルカメラにおいて最適なカラーバランスを作り出す「color checker」の紹介をデモを交えながら行っていた。
画像編集のブースより
Zonerはハイアマチュアからプロフェッショナルまでを対象とした画像編集ソフト「PhotoStudio11」を日本初披露。シンプルな操作で正確かつ効率的な編集が可能なPhotoStudio11はパノラマ写真、3D効果などが機能としての人気があるとのこと。多くの来場者が立ち止まって興味を示していた。