Webフィルタリングソフト「InterSafe(インターセーフ)」を提供するアルプス システム インテグレーションは24日、2009年4月1日から「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(青少年インターネット環境整備法)」が施行されるのに合わせ、同ソフトの「学校向け無制限ライセンス」と「サーバフリーライセンス」の提供を開始すると発表した。

「InterSafe(インターセーフ)」紹介ページ画面

「InterSafe」は2000年から発売開始。導入校は延べ20,000校以上に達し、小学校や中学校、高等学校など多くの教育機関に導入。

今回、アルプス システム インテグレーションでは、未成年の携帯サイトへのフィルタリングを義務付けることを定めた青少年インターネット環境整備法が4月1日から施行されるのに合わせ、InterSafeの「学校向け無制限ライセンス」「サーバフリーライセンス」の提供を開始する。

学校向け無制限ライセンスは、ユーザー数を問わず、1校あたり年額195,000円(税別)で提供。年度の途中でPCを追加導入する場合でも、フィルタリング追加予算は不要。

利用期間中は、無償でバージョンアップをすることが可能。「ユーザー数を問わず一律の価格で提供するためコスト負担を軽減できる」(アルプス システム インテグレーション)としている。

例えば、フィルタリングソフトの導入後、年度途中でPCの台数が増えそうな学校などで利用すればコスト負担が軽減できる。

一方、サーバフリーライセンスは、教育機関(教育委員会・教育センター)の場合、ユーザー数がいくつでも、複数サーバでの利用が可能。例えば、30ユーザーと70ユーザーの学校の分を、まとめて100ユーザーとして購入し、サーバを2台で運用したい教育センターなどでの利用などが考えられる。

学校向け無制限ライセンス、サーバフリーライセンスとも出荷開始は3月25日の予定となっている。