ベリングポイントは3月24日、2009年5月より米BearingPointから独立して米PricewaterhouseCoopers(PwC)の傘下に入り、社名、およびブランド変更を行うとともに、2009年中をめどに日本法人のPwCアドバイザリーと経営統合すると発表した。

BearingPointは、世界で1万6000人のコンサルタントを抱えるビジネスコンサルティング会社。今年2月18日に米連邦破産法11条の適用を申請し、現在経営再建を進めている。ベリングポイントでは、今回の経営統合について「日本のお客様のことを大切に考えた結果」とコメントしている。

ベリングポイントとPwCアドバイザリーは今後、「統合委員会」を設置し、年内完了を目指して順次統合手続きを進めていくこととなる。新会社は、1,600名規模の総合コンサルティングファームとなる。

PricewaterhouseCoopersは、世界153カ国749都市で展開する各メンバーファームにおいて、多様な業種に対応した会計監査、税務、アドバイザリーサービスを提供している。日本では、あらた監査法人、税理士法人プライスウォーターハウス、PwCアドバイザリーがそれぞれ独立した法人としてサービスを提供している。