Webサービスの開発などを手がけるスパイスボックスから、"Webページの共有"に便利なサービス『clipmail』が公開されている。いま見ているページや記事の情報をブックマークレットから簡単にメール送信できるというものだ。

友人にこのページを教えたい! というときに便利

clipmailの特徴は、Webぺージを他人に通知したいときの処理を簡便化できる点と、同サービスユーザのクリップ(送信)リストを共有できる点。Webページを誰かに教えたい場合、一般的にはURLをコピーしてメール作成画面で貼り付け、送信先を選んで……という処理を行なうが、clipmailならWebブラウザのリンクバーなどに置いたブックマークレットから簡単に処理できるようになる。ブックマークレットからメール送信画面を起動すると、閲覧中のページタイトルやURLが入力された状態で表示、ページ内の文章を選択しておけばメッセージ内に自動引用もされる。送信先はリストから選択できるほか(最大100件)、署名の設定も行なえる。なお、送信元アドレスには、ユーザ登録時のメールアドレスが指定される。

clipmailユーザのクリップリストは共有される。clipmailボタンをブログなどに設置するタグも配布されている

clipmailユーザーがクリップ(送信)したリストはRSSで共有されるので、ソーシャルブックマーク/ニュースのようにネット上の話題チェックにも使える。このRSSは、clipmailに登録していないユーザでも利用可能だ。