3月31日より東京国立近代美術館にてアメリカ、ヨーロッパ、日本のアーティストによる1960年代から今日までのフィルムとヴィデオ作品約50点を紹介する「ヴィデオを待ちながら-映像、60年代から今日へ」が行われる。
展示予定作品
ヴィト・アコンチ《センターズ》1971年 Courtesy Electronic Arts Intermix(EAI), New York. |
ジョン・バルデッサリ《I Am Making Art》1971年 Courtesy Electronic Arts Intermix(EAI),New York. |
本展は、アメリカ、ヨーロッパ、日本における1960年代から現在に至るまでの映像作品約50点が一挙に公開され、映像隆盛のスタート地点である1960年代から1970年代の作品を大規模に検証する、国内初の展覧会。現在も生み出される映像作品を理解する上で欠かせない1960年代の作品から、1970年代の可能性を引き継ぐ今日の作品までが展示されることとなっている。
出品作家は、アンディ・ウォーホル、ヴィト・アコンチ、ブルース・ナウマン、リチャード・セラ、デニス・オッペンハイムなど約25組を予定。絵画や彫刻を手掛けていたアーティストたちがいっせいにフィルムやヴィデオを用いて制作した1960年代末の作品を中心にした「鏡と反映」、1970年代を中心に映像のなかで表現されたコンセプチュアル・アートに焦点を当てた「芸術の非物質化」、断片化され、実験され、観察される対象として身体を扱う作品を集めた「身体/物体/媒体」、日常とは違う時間の流れを映像で表現する「フレームの拡張」、自然を用いて造形を行うアース・ワークやランド・アートの映像を集めた「サイト」という5つの構成で展示が行われる。
会期中には、関連する講演会やギャラリートークも行われる。詳細は、こちら。
会場 | 東京国立近代美術館 企画展ギャラリー |
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開館時間 | 10時から17時(金曜日は10時から20時、入館は閉館の30分前まで) |
休館 | 月曜(5月4日は開館)、5月7日(木) |
観覧料 | 一般:850円、大学生:450円 |