NHKは18日、テレビ番組をストリーミング配信する「NHKオンデマンド」の『見逃し番組』サービスにおいて、3月30日から配信期間をこれまでの7日間から10日間に延長すると発表した。また同日から、同サービスの対象となる番組のラインナップを、現在の73番組(タイトル)から122番組(同)に増やすことも併せて発表した。
NHKでは、見逃し番組の配信について、権利者からは10日間の配信で了解をとっていたが、今回、新年度に当たってのシステムのリニューアルにより、10日間の配信が可能になった。
また、「大河ドラマ『天地人』の配信において、土曜日の再放送を見逃した後でも見る機会がほしいなどの視聴者の要望もあったことから、配信期間を10日間にすることにした」(NHKオンデマンド室)としている。
3月30日以降の新番組で見逃し番組サービスの対象となるのは、ドラマ『ゴーストフレンズ』、経済番組『経済ワイドビジョンe』、アニメ『スターウォーズ/クローン・ウォーズ』など40番組(タイトル)。
また、継続番組で新たに見逃しサービスの対象となるのは、『生活ほっとモーニング』『趣味悠々』『中学生日記』など9番組(タイトル)となっている。
これにより、新年度における見逃し番組サービスは、従来の番組と合わせ122番組となる。
NHKでは、配信対象番組の拡大と配信期間延長により、「NHKオンデマンドの利用促進を狙う」としている。